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誘導体合成と糖鎖合成

糖誘導体合成の特徴

位置・立体選択的に反応を制御

単糖の水酸基を適切に修飾するには、各単糖の立体、反応性を考慮してスキームを策定しなければならないため、熟練した技術と豊富な経験が必要になります。弊社では、各種単糖(グルコース、ガラクトース、マンノース、N-アセチルグルコサミン など)の水酸基を自在に修飾し、アジド基、蛍光基、あるいはデオキシ化などありとあらゆる誘導体化に対応いたします。

糖鎖合成の特徴

直線型、分岐型糖鎖の両方に対応し、特定の位置を蛍光基などで修飾可能

核酸やタンパク質(ペプチド)は構造が直線的であり、それぞれPCR、ペプチド自動合成機を使用すれば誰でも合成可能な時代となっています。一方、糖が連なった構造である糖鎖は直線型や分岐型の構造を持ち、自動合成装置もないことから誰もが自在に合成することはできない状況です。糖鎖を合成するためにはグリコシル化反応と呼ばれる糖と糖を結合させる工程を経なければなりません。このグリコシル化反応は未だに確立した方法はなく、知識と経験から使用する糖の組み合わせに応じて相応しい誘導体をデザインする必要があります。化学反応ではこのようなグリコシル化反応を制御しなければならない問題がありますが、糖転移酵素(糖を転移する酵素)を用いた反応では温和な条件で糖と糖を結合させることが可能です。
弊社では、ターゲットとする構造をもとに、全てのステップを有機化学で合成する完全化学合成法、化学法と酵素法を組み合わせた化学酵素合成法を適宜選択することによってあらゆる糖鎖の合成に対応いたします。また、糖鎖の特定部位を蛍光基、アジド基などで修飾することも可能です。

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