• お知らせ

遺伝子破壊マウスに関する特許取得について

平成17年9月22日
各 位
熊本県上益城郡益城町田原1155-5
株式会社トランスジェニック
代表取締役社長 是石 匡宏
(コード番号 2342 東証マザーズ)
(連絡先)経営企画室  鍬崎 暁子
電話番号 092-736-8010
遺伝子破壊マウスに関する特許取得について
 当社は、この度、血管新生に関連する薬剤開発のためのモデル動物として利用可能な、遺伝子破壊マウスに関する特許を取得いたしましたのでお知らせいたします。

この度、取得した特許は、株式会社ユージーンと山村研一教授(熊本大学教授、同社及び当社取締役を兼業)らが中心となり、科学技術振興事業団(現・独立行政法人科学技術振興機構)の「新規事業志向型研究開発成果展開事業(プレ・ベンチャー事業)に採択された「可変型遺伝子トラップ法によるトランスジェニックマウス作製技術」での研究開発活動の成果を基に、独立行政法人科学技術振興機構、国立大学法人熊本大学と株式会社ユージーンの3社共同で出願を行っていたものであります(特許第3711367号、特許第3713513号)。

当社は、平成17年7月1日、100%出資子会社である株式会社ユージーンを合併しましたので、同社の成果である本特許の同社持分は、当社に承継されることとなります。

本発明の遺伝子破壊マウスは、血管新生に密接に関連している遺伝子を破壊したマウスであります。当社としましては、血管新生をターゲットとした化合物の評価・スクリーニングのためのモデル動物として利用され、新薬開発に貢献できることを期待しております。

なお、当該認定が当社の業績に及ぼす影響は未定でありますが、現時点において平成18年3月期の業績予想に変更はありません。
以上