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ゲノム編集技術(CRISPR/Cas9)に関する非独占ライセンス契約締結のお知らせ

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2015年4月21日
会員マーク
会 社 名   株式会社トランスジェニック      
代表者名  代表取締役社長 福永 健司    
(コード番号 2342東証マザーズ)
問合せ先  取締役 経営企画室長 船橋 泰
(電話番号 03-6693-9571)
ゲノム編集技術(CRISPR/Cas9)に関する非独占ライセンス契約締結のお知らせ
 株式会社トランスジェニック(代表取締役社長:福永健司、熊本県熊本市)は、ゲノム編集技術(CRISPR/Cas9)に関する特許群の日本国内での非独占的使用権について、米国ブロード研究所(Broad Institute, Cambridge, MA, USA)とライセンス契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
 このたび、実施許諾の対象となったCRISPR/Cas9システムによるゲノム編集技術は、当社が提供している遺伝子改変マウス作製受託において、その作製効率を高めることから、当該受託事業における基幹技術となることが期待されております。

 当社は、遺伝子改変マウスのパイオニアとして事業展開している中で蓄積された高い技術に加えて、常に最先端の技術導入に積極的に取り組んでおります。今回の契約締結はその一環であり、早期にその実施権を確保し、当社サービスの付加価値を高めるとともに、販売体制を整えることで売上拡大を目指します。

◆ご参考
ゲノム編集技術(CRISPR/Cas9)
CRISPR/Cas9システムは、バクテリアで見つかった獲得免疫機構です。近年、効率的な標的遺伝子組換えゲノム編集技術として広く応用されるようになりました。
CRISPR/Cas9システムによる変異導入は特異的で高頻度であり、短期間で効率的に遺伝子改変マウスを作製することが可能です。

ブロード研究所(Broad Institute ; The Eli and Edythe L. Broad Institute of Harvard and MIT)(http://www.broadinstitute.org
ブロード研究所は、米マサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を有する、2004年に設立されたハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同で運営する非営利研究施設で、疾患の研究に重点を置いています。

◆上記リリースに関連する当社製品・受託サービス情報
ゲノム編集技術(CRISPR/Cas9)による遺伝子改変マウス作製受託サービス

以上
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